Shin

アマンダと僕のShinのレビュー・感想・評価

アマンダと僕(2018年製作の映画)
3.8
主人公が姪の親代わりになろうとするというストーリーは、さほど珍しいものではありません。

キャストも監督が小学校でアマンダ役の女の子にオーディションのチラシを渡した、というくらいですから、華やかさはありません。

恋愛の要素もありますが、きらびやかなシーンもありません。
(何回ありませんを書くんだ)

しかし、その分現実をリアルに表現しています。

突然の悲劇に見舞われた時、残された者はどのようにしてこの事実と向き合っていくのか。
あまりに理不尽で受け入れ難いことにもかかわらず、フランスではたびたび起きてしまう世の中。
そんな悲しい現実を、この映画は静かに丁寧につきつけます。

その為か、こちらに書くのにも少し時間がかかりました。

人は支え合わなければ生きていけない。
あらためて感じさせてくれる映画です。


※ここからは余談。

この映画、東京国際映画祭のグランプリなのか。あの映画祭もイマイチ盛り上がらないからなあ。

いっそのことカンヌみたいにヴァカンス気分でやってみては。
熱海あたりで。(笑)
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