たむ

ホワイト・クロウ 伝説のダンサーのたむのレビュー・感想・評価

3.9
バレエ映画がクライマックスに激変します。
芸術を追求することに政治が絡み、個人と芸術と政治が葛藤します。
米ソ冷戦下で、主人公がパリの町を歩き回るのが、そんなに簡単に出来るのか、不思議に思って観てましたが、世界の目があり、何がきっかけで戦争にもなりかねない緊張感があったとしたら、それぞれの国に渡ることの危険にピリピリします。
映画の転換も見事に決まった作品です。
たむ

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