ゆき

暗数殺人のゆきのレビュー・感想・評価

暗数殺人(2018年製作の映画)
3.6
追悼

答え合わせが痛快。
被害者遺族の上映禁止運動の中、公開に踏み切った結果は完全なる刑事目線だった。
都合の良い展開にも見えるけど、犯人の表情が本当に気持ち悪くて、もはや愉快。
物を介したり視点的に俯瞰して、事件を見改めるタイミングが救いだった。
失礼かもしれないが、スイッチが入るか瞬間はゾクゾクする。
実在の刑事と殺人犯をモデルとした一作。
エクストリーム・ジョブ以来、マ刑事ことソンギュさんを見るだけでニヤニヤしてしまう。

***
恋人殺しの被疑者が1人の刑事だけに明かした「7人の殺害」。この自白から刑事の人生は変わり始める。
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