くさば

響け!情熱のムリダンガムのくさばのネタバレレビュー・内容・結末

響け!情熱のムリダンガム(2018年製作の映画)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

主人公はもともと惚れ込んだらそれに注ぎ込む熱量が多いんだろうな。
映画館のシーンでは、インドは映画館で踊ったり歓声をあげたりするというのを聞いていたので、この映画のままとは言わないけど映画に対する盛り上がりは凄まじいのだろうなと思った。

予告を見た感じだと師匠が差別するのかなと思ったら彼は固いだけで主人公のことを認めていてよかった。でも主人公のことを許してすぐにテレビで勝ってこい!というのは唐突で笑ってしまった😆(笑い声も起きていた)
展開上そうなるのはわかるけど笑

主人公が全てにリズムを感じる…となって彼女が師匠は自然よ!と返して進む道を示すのはかっこよかった。そこからの旅行のシーンも美しいし多様だしで見所が多かった…。多分全部インド国内だよね?それだけ多様な文化を有しているんだなーと思った。

最終的に彼が旅行した先々の音楽や交流の経験から圧巻の演奏をして優勝するのは熱かった!師匠がわたしの教えたことを全部忘れたんだな…と言って、それを良きこととして受け入れているのは感動した。あの演奏は主人公が自分で作り上げたものだけど、基礎は師匠がいてこそのもので、受け継ぐとはこういとね😭と思った。

決勝戦で演奏した時、悪役というか敵役のキャラがええやん!みたいになってたのは面白かった笑
悔しい顔をしなよ笑
でも彼もやっぱりムリダンガムが好きなんだなー。

エンディングでは女性の歌手と一緒に演奏していて、そこも彼は師匠とは違う新しい形をとるんだねーと思った。彼はカーストの差別と男女差別両方を変えていく。

映像の迫力はRRRとは違うけど(そりゃそう)ムリダンガムの太鼓の音で楽しく観ることができた🪘
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