しゃおりん

アポストル 復讐の掟のしゃおりんのレビュー・感想・評価

アポストル 復讐の掟(2018年製作の映画)
3.4
視聴者の想像に委ねる話の作りかな〜と思った。こちらの理解力が無かっただけなのか分からんけど…。ラストの主人公の体が島に取り込まれるのは、火をつけて殺した女は実はまだ生きていて、ヒトとしての体は消滅したけれど、島そのものとなってさらに力を増して主人公も島の栄養として取り込んだという解釈をしてみた。他の人はどう捉えてるんだろう?
なんとなく、妹が最後までこの子なのか?と確信持てなかったり、主人公のバックグラウンドが分かりづらかったり、島全体のルールとか掟とかリーダーとかがぼんやりしていたことから、最後まで入り込めなかったのは残念。ストーリーがグロ描写の気合の入り方に押し負けている…。

カルト×グロ描写は結構そそられるエレメントではあるけれど、血を啜ると島に栄養をもたらす女の存在はファンタジー(と捉えた)か???とちょっとげんなり。でもこれは好みの問題。