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第三夫人と髪飾りのmajiziのレビュー・感想・評価

第三夫人と髪飾り(2018年製作の映画)
4.0
なんて美しいのでしょう・・・(映像が)
もうこれ見たら今すぐにでも、ベトナム行きたくなりますね。

翻ってストーリーは・・・やっぱり哀しい。
19世紀。一夫多妻制。
夫人たちも家のお蚕さんの仕事を一緒にしているのが印象的。
そして、誰も幸せそうじゃない。
男性は添え物レベルの存在感の無さ。

第二夫人の娘のセリフ
「大きくなったら男になる」は
ちょっとわざとらしかったし、
ラストのカットもどうかと思ったけど
メイが赤ん坊を抱きながら
あのお花に手を取るところは、
そこに至るまでを思うと
何にも言えなくなる気持ち。

14歳だろうが大人にならざるを得ない状況と
家というものに一生縛り付けられる人生。

そしてとてもエロスな作品でもありました。
あれは卵の黄身・・・?
なんの儀式なんだか、ね?
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