Ren

運び屋のRenのレビュー・感想・評価

運び屋(2018年製作の映画)
4.1
2019年13本目。

映画人として、そして1人の男としてのイーストウッドの魂を感じさせる渾身の一本。

娘役に実際の自分の娘を起用している時点で、これはイーストウッドの遺言的作品であり贖罪の物語。
(元)妻とのシーンなんて、泣くやろ…。

メキシコ・マフィアの一連の下りとか、つくづく緊迫感を演出するのが上手い監督だと再認識。
実質的な弟子、ブラッドリー・クーパーの静かな名演も光る。

"何でも買えたけど、時間だけは買えなかった"…。

これで終わりと言わず、まだまだ撮ってくれー!
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