テンポ良し、脚本良し、キャラクターもしっかりしていて役者は演技力が高い社会派エンタメ作品。
実話が元になっているとはいえ突っ込みどころは多々あるし、感動シーンでの劇伴と演出がベタだなって感じだったけど、とても見やすくて面白かったです。
私の中で修行だった4時間作品「象は静かに座っている」に出ていた章宇が、今作でもすごくいい役をしていた!
でも見終わると…
建前上、社会主義をうたっている国で薬代で命が圧迫されるなんて、どういうギャグ?
70年かけて蓄積された矛盾と弊害について考えてしまいました。
いわば自作自演みたいなことしてるだけで、スッーと冷めたのも事実。