1945年4月、敗戦濃厚なドイツで脱走した兵士が偶然に大尉の制服を拾い、成りすまし、権力を手にしていくお話。
「生きたい」という根本的な欲求が満たされると、食欲、支配欲、欲にまみれた主人公。
のどかな何もない収容所で、悲惨な事件は起きる。
自分の身を守りたい、今ある状況を失いたくない、違うと気付きながらも権力に従ってしまう弱い人。
自分の欲のままに行動する。
自分の理想とする生き方を全うする為に死を選ぶ。
対照的に信念を貫く姿が描かれたシーンが印象的でした。
最後のエンドロールは笑ってしまった。
結局はチンピラみたいな集団だったな。