つばさる

ジュラシック・ワールド/新たなる支配者のつばさるのレビュー・感想・評価

4.0
ジュラシックワールドシリーズ最終章
映画をほとんど観ない夫が珍しく興味を持っていたので、普段は基本的にぼっち映画ですが今回は一緒に初日のレイトショーでIMAX 3D鑑賞。(3Dは目が疲れるのでほんとは2Dが良かったのですが、地元のIMAXは3Dのみでした)
※後半はネタバレ感想(セルフオマージュ考察してみた)

ストーリー ★★★★☆
メイジーの誕生秘話やブルーの子どもも登場。ワンパターン化したところも多々見られますが、往年のファンも新規ファンも楽しませようとする気概を感じられました。

ジュラシック・パークはオリジナルの3作目しか観ていなかった夫も内容をすぐに飲み込め、とても面白かったと言っていました!(3作目が微妙だったから、あまり期待してなかったけど…とも😅)
ジュラシック・ワールドの過去2作とジュラシック・パークの1作目を観てから行くとより楽しめると思います♪(ロストワールドとジュラシックパーク3は観なくても良いかも笑)私は今回は過去5作品を復習して臨みました。

キャラクター★★★★★
ジュラシック・パークのオリジナルキャラクターが続々と登場!クリプラとブライスを完全に食ってしまったオリジナルキャストの博士3人😂
松明(たいまつ)とハットが似合いすぎるアラン博士。インディジョーンズ風に笑ったw
エリー博士良い年の取り方してて、色っぽくてスタイルも良くて素敵🥹新旧ヒロインの共同作業に胸熱!
脚が長すぎるマルコム博士(ジェフ・ゴールドブラム)。股下1メートルぐらいある😳マイティ・ソーのグランドマスターの時のようなフニャッとした話し方がかわいい😙今回もキーパーソン。

唯一?のクローン人間であり、貴重な存在のメイジー。オーウェン(クリス・プラット)とクレア(ブライス・ダラス・ハワード)の事実婚な夫婦に匿われ世間から知られないよう隠れて4年を過ごすも果敢な年頃になり、外部と接触を持ちたくて仕方がない。怒った顔がかわいい。

ウー博士髪型が変わりすぎて初め誰か分からなかったけど、ケジメの付け方良かった。


オシャレ度 ★★★☆☆
ラストで馬と恐竜が同じ方向を向いて走るシーンの映像は予告編でも流れていたけど、ここで使われるのか!と納得。やや教育番組ぽさも感じつつも、映像の美しさには見惚れます。そもそもあの恐竜達が自然に映像に溶け込んでいるのがすごい。(今始まったことではないけど)
初期作品はティラノサウルスの上半身模型を原寸大で制作して動かしていたというのが驚愕でした。(新3作は全てフルCG?)

前述した通り3D鑑賞でしたが、3Dである意味はあまり感じられず。


エンタメ度 ★★★★★
アクションシーンが過去作よりも遥かに迫力が増していて、特にバイクで街中を駆けるシーンはジェームズ・ボンドさながら!クレアも屋根飛んでるし!

手足に毛の生えた新しい恐竜がめちゃくちゃ怖い!
個人的には巨大イナゴの大群が一番嫌😂(虫苦手な人は注意)


メッセージ性 ★★★☆☆
恐竜と人類の共生


今回最終章のためエンドロール後のおまけ映像は無し(ちょっと残念)





以下ネタバレ






セルフオマージュと思われるシーン
・再会した飼育員のバリーが恐竜をギリギリまで引きつけて檻に入れるシーンは、ジュラシック・ワールドの最初にオーウェンが恐竜の柵に落ちた新人飼育員を助ける為に柵に自ら入ったシーンと同じ方法(オーウェンが実際そう言ってるし)
・クレアがパラシュートで落下し木に引っかかる🪂のはおそらくジュラシック・パーク3作目のオマージュ
・マルコム博士が松明を持って恐竜を誘導し、他の人達から離そうとする(ジュラシック・パーク1作目のオマージュ)これは胸熱!!!
・イナゴが燃えて空を舞うシーンはジュラシックワールド2作目「炎の王国」で島が燃える溶岩に飲み込まれるシーンのオマージュかな?
・ジュラシック・パーク1作目でインジェン社の技術者ネドリーと共謀して悪巧み(シェービングクリームに何かよくわからないけど隠して密輸)したルイス・ドジスン(ライバル会社バイオマス社のスパイ)は今回はバイオマス社のトップとして登場し、1作目でネドリーが襲われた襟巻きトカゲのような恐竜に、同じように狭い乗り物内で襲われて死亡(ただし、1作目と今作では別の俳優が演じてる)
・最後は安定のティラノサウルス!

(…私はこれ以上気づかなかったけど、まだありそう)

ラストで登場したアラン博士はエリー博士がバイオマス潜入時に着ていた服と同じカラーリングだった。エリー色に染まったってことかな?

前作で登場したメイジーの母の写真と、今作で映像記録として残っていた母が別人過ぎたので、あの写真の方はメイジー役イザベラちゃんの写真をAIによって加齢させたCGだったのかなと。

毎回ティラノサウルスで終わるラストだとか、他の映画のオマージュとも受け取れるシーンなど若干使い古された感は否めないのですが、生まれて初めて劇場鑑賞した映画が「ジュラシック・パーク」だったので、約30年越しの集大成は感慨深いものがありました。
これで終わりだと思うとちょっと寂しい🥲
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