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ジュラシック・ワールド/新たなる支配者のokappaのネタバレレビュー・内容・結末

2.0

このレビューはネタバレを含みます

シンプルに面白くなかったです。序盤からかなり説明的導入で不安でしたが、好転することなく終わったなというところ。
まず、全体的にこれは一体何を観ているんだろう状態が延々と続く。こんなに恐竜が添え物になる"ジュラシック"シリーズってと唖然でした。これは、我々が観たかったものではないです…。過ちを犯しアンコントロールな自由気ままな恐竜に対して無力な人間という構図が好きだったので個人的にとてもガッカリしました。

恐竜は劇中わりと人間にコントロールされる描写が多く、特別な脅威感がありません。基本的には人間のいざこざ。追いかけてくるのが恐竜であること以外は、これは007シリーズかはたまたMIシリーズかというシーンばかり。

超端的に言うと、
なんやかんや野に放たれた恐竜に困りつつ日常送ってます→ブルーの子&メイジーが攫われる→恐竜研究とイナゴで世界を牛耳ろうとするバイオシンの仕業→イナゴを何とかしたいアランエリーが乗り込むイアン&若者が協力→子とメイジー救出にオーウェンクレア+αが乗り込む→なんやかんや全員目標達成脱出→社長は恐竜にパク→イナゴは改心したウー博士が対処、恐竜は保護区で自由にしつつ現代の生き物と共生していきますよ、オーウェンクレアメイジーは仲良く暮らします、終了

メインはとにかく、イナゴ!!そしてスターシステム?で"殺されない"メンバーがわらわら。恐竜に関してはもうほんと、放置です。最後の方なんて、絶対死なないメンバー8人くらいがドタバタ逃げるわけです。大所帯で、誰も齧られることなく。大変滑稽でした。ドタバタするメンバーが多いのでとにかくそんなシーンばかりに時間を費やしており、むやみに長くなっている印象。

大衆向けだからか、客層の民度も悪く途中入場わらわら、入出退出多い、スマホ及びスマートウォッチの明かりがそここでという状況。わざわざ劇場鑑賞にしなければよかったなと心の底から思いました。
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