イデオン

ジュラシック・ワールド/新たなる支配者のイデオンのネタバレレビュー・内容・結末

3.3

このレビューはネタバレを含みます

別に差別主義者であるわけではないですが、背景ストーリーがほとんどない黒人の方がやたらとキーマンになってたなというのが本作の第一印象。
あと虫嫌いの人には中々キツいシーンがあるのでそこは心構えしておいたほうがいいかも。

ストーリーとしてはバイオハザード味のある感じで、新たに立ち上げられたバイオシンという会社が恐竜を保護、その遺伝子を研究を一手に引き受けパークやワールドにおける恐竜運営の後釜に座った。だがそのバイオシンのトップが遺伝子の力を信じた結果いつものように暴走を繰り広げるのが本作。

人間による科学の暴走で引き起こされたシンプルなモンスターパニックからクローン人間が登場し、遺伝子を歪めてはいけないといいつつクローン人間は許容して勝手に蘇らせた恐竜と自然な共存...という所にいきつくわけですが、色々小難しくし過ぎて何が何だかって感じす。
元々メッセージ性の強い映画ではなかったと思いますが、今作ではそのメッセージ性を明確にしようとした事がから回ってしまった感じ。

これで完結との事ですが、レジェンドまで引っ張り出した割には盛り上がりに欠けた感じで残念。

そういえば、最初にオーウェンがあえて恐竜を密輸組織に引き渡した的な描写がありましたが、結局アレはなんだったのか最後までわからないままでした。
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