スピルバーグ監督初のミュージカル作品でワクワクと楽しみにしていた作品!公開日に早速鑑賞。
ミュージカル映画はとにかく歌うイメージが強かったけれど、この作品ではダンスシーンに力を入れているように感じた。
序盤の"ジェッツ"によるダンスやダンスパーティーのシーンなど、ダンスシーンが豊富で、キレがあり、集団の統率感が取れたパフォーマンスにら思わず拍手。
そして、ダンスシーンだけでなく楽曲も最高!
"ダンス・アット・ザ・ジム"のようなノリノリになれる曲から、ロマンティックな雰囲気を感じることができる"トゥナイト"など、素敵な楽曲が多く、観賞後は口ずさんでしまった。
それに加えて、マリア役の"レイチェル・ゼグラー"の歌声が最高!高く透き通るような歌声は劇場内に響き渡っていて鳥肌が立ってしまった。
ストーリーを通して感じたことは、憎しみは憎しみ以外を生まないこと。
貧困や差別が原因で対立や抗争へと発展するが、そこでは憎しみしか生まれず、悪循環となっていて、憎しみをぶつけても良いことはないので、憎しみに対してどう向き合うかを考えさせられた。
予備知識ゼロだと、途中で理解が追いつかなかったので、予習しといた方が良かったと後悔。
けれど、歌やダンスなどのミュージカル要素は最高で、ミュージカル好きにはたまらない1作だった!