2022年20本目
自分は1961年のオリジナル版に何の思い入れもないこともあって大満足!
何より御年75歳のおじいちゃんが、リメイクとはいえここまでの胸キュンラブストーリーを撮ったという事実が凄い。
昔はミュージカル映画に苦手意識があったけど、『ラ・ラ・ランド』辺りを境に抵抗感が薄れて今回も楽しかった。
最初のトゥナイト歌唱に代表される、マリアの部屋の窓と非常階段を活かした"縦"の画面の使い方はじめ、いちいちこだわりを感じさせてくれる画づくりが見事!
影の一つ取っても見せ方にこだわっている。
クライマックスは意外と呆気ないけど、巨匠スピルバーグの衰え知らずの現役っぷりをまざまざと見せつけられた秀作。