見終わって一言。これって「コメディ」じゃないの??( ̄∇ ̄;)
というのも、確かにメインストーリーは事件に巻き込まれ亡くなった息子を思う父が復讐を果たす、という軸はしっかりしているのですが、ではサスペンスか?というと実は組織の下の人間から芋づる式に引っ張り出しているだけ。ではアクションか?といえば確かに最後は銃撃戦もあるものの、では主人公がチートかかった強さを発揮するか、といえばそうでもなし。
その代わり、というか、例えば主人公が自ら殺した人物、その死体の処理方法が毎度同じであったり、また死者が出る度墓石のようにして場面転換を行うなど、「繰り返し」から来るもはや「ギャグ」と言っても過言ではない部分が多々有ります。だから本作、実は「シリアスな中にあるコメディ」をも追求しているのではないでしょうか?
そしてそのシリアス部分を持ち上げているのがリメイク版として出てきているリーアム・ニーソン、その人なのではないでしょうか?あの力強く、笑いもしない武骨な男が繰り返しでのおもしろさをもやるのだから、それはまさに「ギャップ萌え」、とも言えるのではないでしょうか。
ま、予告編でかなりシリアスだと思っていたら一杯食わされた、感はありますね、本作は。