このレビューはネタバレを含みます
ライトノベルっぽい空気感の青春映画、といった印象だったけど原作は4コマ漫画なんだな。
3組の高校生達の視点を順番に描くのだけど、メインは小坂×鹿野の話で、他の2組は時系列が後というのが小坂が死んだ後にわかるのが結構トリッキーで面白かった。
特に好き好き言いまくっていた彼女の背中を押したのが鹿野だったのか!っていうのも終わりとしてはだいぶ良い。
登場人物のセリフ回しがマンガっぽいなぁと思いながら観ていたけど、主人公2人の掛け合いがだんだん気持ち良くなってくるのが不思議だ。
やっぱり死んでしまった大切な人の服の匂いを嗅ぐ描写ってのは、何故だかやたらと胸に迫るものがあるんだよなぁ。