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キングスマン:ファースト・エージェントのmoryのネタバレレビュー・内容・結末

3.5

このレビューはネタバレを含みます

The King’s manシリーズを観に来たと思ったら、途中シリーズの皮を被った(?)第一次世界大戦ものだったので、映画2本見たくらいの満腹感(満足よりも満腹)です。前情報何もいれずに観にいったので皇太子夫妻の暗殺事件でようやく時代背景が分かりました。ハリーは何世代目のガラハットなんだろう?(言及ありましたっけ?)

色々なレイフ・ファインズの表情を見ることができて幸せでした。若い頃(本当に若返って見えたのですごい)、心配性の父親、お色気担当(ハラハラした)、打ちのめされた姿、からの再生と、シリーズならではのアクションシーン。はーーー…カッコよかったです…好き…。息子のコンラッド君、ポリーさん、ショーラさんもとても素敵でした😊
 
普段映画にアクション要素を求めないのですが、The King’s manシリーズは音楽との親和性と魅せ方が巧みすぎて毎回楽しみにしてしまいます。今回はラスプーチンとのバトルが痺れました。高そうなセットがぶち壊されていくことにアワアワしつつ、クルクルラスプーチンが強すぎてどうなることかと…The King’s manシリーズは唐突に味方が戦死離脱するので1秒たりとも気が抜けない😭高そうと言えば、今回も衣装にすごくお金がかかっていそうで、見ているだけで幸せでした。
 
最後、続きもう一本くらいできそうな締めでしたが、それは無いのかな。個人的には本作のタイトルがThe King’s manってこれ以上なくクールです。
 
第一次・第二次世界大戦に関しては本や映画を通してだいぶ知識が増えました。その結果として世界大戦を描く映画の理解の解像度が上がり、より作品世界を楽しむことができるようになったので、教養は人生を楽しむのに大事なものだなぁと改めて思いました。キリスト教に関しても造詣があると西洋作品をより深いところで理解できるのでしょうが、そこにはなかなか至れずです。

ハリーとエグジーの最終章も超絶楽しみにしております!!!!!
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