きんぽうげ

インソムニアのきんぽうげのネタバレレビュー・内容・結末

インソムニア(2002年製作の映画)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

この映画の題名、どこかで記憶に残っていたのは、恐らくヒラリー-スワンクを気に入って、出ている作品を全部見てみようと、リストアップし、探しても見つからなかった作品であったのかもしれない。主役のアル-パシーノは一時代を形成した役者だと思う。自分が映画に集中していた時代と一致している。「狼たちの午後」この頃の洋画の題名には本当に味があったといつも思うのだが、これが出世作だったなあ。「セルピコ」っていう刑事物があり、「ゴッドファーザーpart2」で弾けたわけだが、それ以降も履歴を見たら、結構沢山の作品に出ている。52作品。そのほとんどを見ていない。刑事役が多いのは昔は逆の立場が多かったことへの見返りであろうか。
今作品はロス市警から応援でアラスカの殺人捜査に乗り出しに来る有名な著書もあるベテラン刑事役と内部捜査の絡みを持った相棒と、その迎える地方の警官役が、この頃乗ってきたヒラリー-スワンク。この役者も題名に名前が付くくらい人気のある役者で、しかも犯人役の小説家がロビン-ウィリアムス。役者だけでも観客を動員する事が出来そうな感じもする。作品の流れとして相棒を犯人と誤って射ってしまったのを隠蔽するか否かの葛藤を描くのだけれども、ギリギリのところで救われる余地を残しておいた。まあ、上手いなと思った。
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