キャッスルグレンギャリ

僕たちのラストステージのキャッスルグレンギャリのレビュー・感想・評価

僕たちのラストステージ(2018年製作の映画)
4.1
U-Nextで鑑賞。ローレル&ハーディはトーキーの波を乗り切ってサイレント、トーキー両時代で人気を博したチーム。息の長い活躍をしたのにWikipediaによるとふたりとも金銭的に恵まれなかったと書いてあったので、そんなはずないだろうと思っていました。
本作ではその疑問が解説され、彼らが半引退状態にあったときどう活動したか、珍しく最後まで仲の良かったと言われるチームが本当はどうだったのか、描かれています。ふたりは最後まで友情で結ばれていました。

舞台で演じる二人のコントは本当に彼らのネタだったのか、あるいは本作のライターが描き下ろしたものなのかわかりません(おそらく二人のネタでしょう)が、声をだして笑ってしまいました。これってなかなかできることではないですね。素晴らしいです。

本作を観る前「チャーリー」を再見しました。ローレルがちらっと出てきます。ローレルはチャップリンと同じ一座に属しいっしょにアメリカへ巡業にでかけていたのでした。遅咲きだったのですね。