キャッスルグレンギャリ

裏窓のキャッスルグレンギャリのレビュー・感想・評価

裏窓(1954年製作の映画)
3.9
U-Nextで鑑賞。一般的に本作はヒッチコック作品のベストの評価を得ているのではないでしょうか。にもかからず観たことあるけどどんな内容だっけ、な状態なのであらためて鑑賞しました。
グレイス・ケリーはジェームス・スチュワートの添え物なのか、別に彼女じゃなくても良さそうな、金髪美女はヒッチの好みだからな、で終わるのかと思いきや、最後の最後で彼女は大活躍、無謀な行動にハラハラさせられました。本作が今でも忘れされれないのは彼女のおかげですね。
しかし彼女である限り、悪い結果にはならないということは読めてしまいます。その点はサスペンスとして減点。ジェームス・スチュワートの彼氏が存在せず、彼女の言うことをなかなか刑事が信用せず、殺人犯が彼女に迫ってくるというストーリーであればもっとハラハラドキドキ感は高かったと思います。そんなの素人が考えそうなストーリーですかね。