僕たちのラストステージの作品情報・感想・評価・動画配信

「僕たちのラストステージ」に投稿された感想・評価

2022-119

お互いへの信頼と愛があって、それぞれ相手を思うからこそする言動がちょっとした歪みのようになるのは見てて悲しい
コントのシーンの面白さは勿論、ラストの目頭が熱くなるようなシーンまで楽しめる作品
オリバーの死後もスタンがコンビの脚本を書き続けてた事実だけでも、どれだけローレル&ハーディを愛していたかを表現するには十分過ぎる
一人旅

一人旅の感想・評価

4.0
ジョン・S・ベアード監督作。

ハリウッドで活躍した実在のお笑いコンビ「ローレル&ハーディ」の晩年を描いた伝記映画。

サイレントからトーキーの時代にかけて数多くの映画に出演した、スタン・ローレルとオリヴァー・ハーディからなる伝説的お笑いコンビ「ローレル&ハーディ」にスポットライトをあてた伝記映画で、人気が既に過去のものとなった1953年における英国巡業の顛末を描いています。

人気絶頂だった1930年代ではなく、既に「過去の人」となってしまった1950年代前半におけるコンビの晩年に焦点を絞って見せていく伝記映画で、もう一度映画界でひと花咲かせるべく、英国各地の劇場で公演を行う巡業に打って出たコンビの姿をユーモアとペーソスを織り交ぜながら映し出しています。

「既に引退したのかと思っていた」という人々からの痛烈な言葉を始め、人気が過去のものとなったお笑いコンビの再起を賭けたラストチャレンジを見つめた物語で、舞台上で披露する抱腹絶倒の鉄板ネタとは対照的に、現実に抗って永遠に夢を追い求めるコメディアンという生き方がもたらす悲哀が胸に迫る作品となっています。

長年コンビを組んできた二人に訪れる解散の危機や、心臓病を患うハーディの健康面での不安、妻に贈り物すら買えない苦しい経済状況等、望み通りに行かない現実に四苦八苦しながらも、過去に一世を風靡した二人の変わらぬコンビ愛を儚くも美しく謳い上げています。

ローレルを演じた“クリストフ・ヴァルツ似”―スティーヴ・クーガンとハーディを演じたジョン・C・ライリーの息の合ったコンビ芸も見事な作品で、中でも満身創痍で迎える二人のラストステージはひと際輝きを放っています。
Venus

Venusの感想・評価

4.2
日本版ポスターに「可笑しいのに、涙が止まらない」って書いてあるけど最後の方まさにそうだった。最後の舞台を2人でやると決めたオリバーとスタンのお互いへの信頼とか、オリバーの死後も2人の映画の脚本を書き続けたスタンがどれだけこのコンビを愛していたのかとか、ビジネスパートナーであると同時に一番の親友だった2人が愛おしくて泣いた。
cookie

cookieの感想・評価

4.0

このレビューはネタバレを含みます

性格も見た目も全く違うお笑い凸凹コンビ「ローレル&ハーディ」の晩年を描く、笑いあり涙ありのヒューマンドラマ。

残りの人生をどう生きたいか。終活の意味合いもあって、しみじみと感じ入るものがあった。

最後のステージに立つところはもう涙、涙💧
冒頭では面白さがそれほど伝わってこなかったダンスが、全く違う見え方に✨
円熟味のある渾身の演技、一緒に舞台に立つことの喜び...二人の歴史と重なり合って感動的だった💫

「ギルバート・グレイプ」と「シカゴ」で知っているジョン・C・ライリーが、オリー役にぴったり。
オリジナル映像と映画のダンスシーンを比較する動画を見ると、ダンスはもちろん二人の見た目もよく似せているのがわかる🎩

特殊メイクが素晴らしくてYouTubeで探したら、オリー用のファットスーツは撮影のたびに捨て、新しい物に取り替えていた。重さを感じるために、本人の希望で重りも付けられた。
あの大きな手はスーツでできていたのか〜🖐️

小さな宿から有名ホテルへ。
電車や船でスコットランドやアイルランドへも渡る巡業ツアーでイギリスを感じられるところも私好み🇬🇧

「アボット&コステロ」の映画の看板が映っていた!「メッセージ」のヘプタポッドにつけた名前の由来となったコメディアンだ。

原題はコンビ名ではなく、互いを呼ぶ時の愛称「Stan & Ollie」
二人の絆を感じさせている💮
M

Mの感想・評価

4.3
ローレル&ハーディは、当時の喜劇俳優としては珍しくコンビで人気があり、ボケとツッコミ(リアクション)が存在していたので自分としてはとてもコントが見易く、好きな喜劇俳優コンビでした。
チャップリンやロイドよりも好きですね。

そんな2人を取り扱った今作はサイレント映画への優しい眼差しに溢れていて、
とても素晴らしい作品でした。
泣いた。

おすすめは劇中の芸の再現度の高さと、
ジョンCライリー演じるハーディが激似なところでしょうか(笑)
1930年代、その飄々としたキャラクターとナンセンスなギャグの数々で人気を博したお笑いコンビ、ローレル&ハーディ。
何本もの映画に出演し、舞台は軒並み大盛況、チャップリンやキートンと並び称された彼らも時代の流れには逆らえず、1950年代にはすっかり落ち目になっていた……。
これは、そんな彼らの「ラスト・ステージ」を哀愁たっぷりに描いたヒューマン・ドラマ。

実在した彼らを演じるのは、実力派のスティーブ・クーガンとジョン・C・ライリー。
この二人の芸達者ぶりはさすがで、良い時も悪い時も含めてずっと一緒に頑張ってきたであろうこのコンビを伸び伸びと演じていて非常に好印象。
ホテルの受付であろうが駅の雑踏であろうが常に人を笑かそうとするところなんて、もはやお笑い芸人の性なんでしょうね。
この二人の相性がばっちり嵌まっていて、最後まで好ましく観ることが出来ました。

ただ、お話の方は余りにもオーソドックス過ぎて、若干物足りなく感じたのも事実。
実話を基にしたとは言え、もう少しドラマティックな見せ方をしても良かったのでは。
最後まで安心して観ていられるけど、特に心に残るものはないという、なんだか良くも悪くも吉本新喜劇のような作品でありました。
のんchan

のんchanの感想・評価

4.1
"スティーヴ・クーガン"はイギリス🇬🇧の俳優・コメディアン・プロデューサー・脚本家、満56歳。
主演も脇役も巧い演技でこなし、作品に品と重さ、軽妙さ、嫌らしさと様々な重要は役所を難なくこなしているイメージ✨

10作品近く観ているかも知れないが、最近立て続いて『マリー・アントワネット』『博士と狂人』、一つ前の『メイジーの瞳』に印象が残り、続けて今作を選んでみた次第‼️


サイレント映画時代から活躍してきた実在したコメディアン2人組『ローレル&ハーディ』を題材にした伝記映画🌟

1937年、スタン・ローレルとオリバー・ハーディによるお笑いコンビは、観客からも批評家からも愛され、出演映画は世界中で上映され、ハリウッド・コメディ界の頂点に君臨していた。しかし、時が経ち、映画を取り巻く事情も変わっていき、2人のキャリアは永遠には続くものではなく、2人の仲にも亀裂が入り始める...


チビで心配症、気弱なスタンとデブで賭け事好きで怒りん坊のオリバー(オリー)という何でも真逆の凸凹コンビ。大した事じゃないのに、そのしょうもないやりとりが妙に面白い。歌って踊る♫のだが、不思議に感じたのは、今の日本の売れっ子『NiziU』が大人から子供まで踊りたくなるあの感じ。本当に不思議なんだけど、ちょっと似ているステップを踏んでいる✨🎶🥺と感じられる程に今の時代にも通用するテンプレを築き上げた偉大なコメディアンだった⭐️

それでも人気が落ち、プライベートは別々、性格も真逆、それぞれの奥さん達も同じようで険悪。ずっとコンビで動いていない時期があったが、16年の時が経過し1953年。もはや過去の人になりつつあった2人がツアーを敢行することになる。未練や執着以上に純粋な情熱があるのに、世間が移ろってしまった切なさや現実の世知辛さ。そしてふとしたことで始まった口論は目をつぶっていた事実までも露にしていきます。そんな2人が再び互いと向き合っていく姿に泣かされます🥲
満席のラストショーで演じる2人の名演技と心の葛藤とそんなにも時を経て、やっとお互いを認め合い讃え合える関係となれたステージに泣けて泣けて爆泣😭👏😭

エンドロールでは本人達の写真が数枚(本人たちにソックリ)同時に「スタンはオリーの死後も誰とも組まず、ローレル&ハーディの脚本を書き続けた...」にはまたまた泣き崩れます😭
笑いの裏にある涙、舞台の裏にある人生、それでも涙を笑いに変え、人生を華やかな舞台としたコンビの物語がとても心に響きました✨


それにはやはり“スティーヴ・クーガン”と“ジョン・C・ライリー”の役者としての根性が見事の証明⭐️
フィクション性を吹き飛ばして本物になってみせた2人の力量に重なって涙で演技が擦れてしまうほどだった。

俳優として完璧な仕事をした2人‼️2人は同い年なんですね😮

スティーヴ・クーガンは、真面目なのにとぼけた味が可笑しくて、それだけに抱えた哀しみも際立った演技でした💫

ジョン・C・ライリーは、本物に寄せるため毎日4時間掛かる特殊メイクで激太っていて、その佇まいがキュートでした💫


お疲れモードの時にいかがですか?💟
トン

トンの感想・評価

3.3
ピークを過ぎたコンビ芸人さんに沁みそうな映画だなと思った。

ローレルとハーディは最期に「いい人生だったなあ、、」と思えたのだろうな。
コメディ、伝記ドラマ
サイレント時代に活躍した喜劇俳優コンビ

全盛期を過ぎてイギリスでの舞台巡業をしていく中でコンビ解消のピンチが!

前半はコメディ後半はコンビ愛

2人の事はまったく知らなかったが映画は良いですよ
ただ邦題がネタバレになっているのはマイナス
tukukake

tukukakeの感想・評価

3.5
なんだろう涙が…

老齢になっても友情で結ばれた男同士の姿に不覚にもグッときてしまい、笑いより涙の映画に。

実在したコメディアンのコンビ、ローレル&ハーディの主に晩年を映画化したもの。それを、ジョン・C・ライリーとスティーヴ・クーガンが演じる。

オリジナル映像もながされ、再現度の高さに驚き。中年以上の男性、もしくはとっておきの友人と喧嘩してしまった若者におすすめします。

私は結構きました😭疲れてるのかな?
>|

あなたにおすすめの記事