僕たちのラストステージの作品情報・感想・評価

上映館(19館)

「僕たちのラストステージ」に投稿された感想・評価

タイトルは『俺たちお笑いコンビ』の方がいいんじゃないかと思ったが、今回はウィル・フェレルがいないのだった!w
映画界で活躍したお笑いコンビの晩年の姿を追った笑ってしんみりできる佳作。
ネタを2つほどフルで見せてくれるので彼らを知らない私でも楽しめましたよ。
大阪ステーションシティシネマのポイントは無料鑑賞には使えない。普段、劇場内で飲み食いしないのだが今日はポイント消化のためにポップコーンとドリンクを頂いた。
145 2019/4/19 新宿ピカデリー
迫り来る老い。
演者だと人気は水物だし、コンビだと相手との関係も変わらずにはいられない。
家族という病にも似た、コンビだから許せないこともあるだろう。
人はなぜ、失いかけないと気付くことができないのか。
当たり前に一緒にいる時間が実はとても幸せ。

常々、お笑いって難しいなと思ってる。言語や文化など育った環境で引っかかりが違うし、生理的な部分も大きくて、笑えなかった時にフォローしてあげる言葉がない。演技なら、脚本や演出や他の役者さんのせいにして、あなたは良かったよ、といってあげられるけど。
けろえ

けろえの感想・評価

3.8
派手さもなく奇をてらった演出もなく、極めて真面目で地味な映画でしたが、なんていうんですかね、荒んだ心を癒してくれる何かがありました。心が温かくなりました。
奥さん連中2人がたいへんいい味を出してました。影の主役ですね。
かつて一世を風靡した極楽コンビ ローレル&ハーディの晩年を描いた作品。

いや〜こういうオッさんのイチャイチャには弱いです。

チャップリンは言わずもがなハロルド・ロイド、バスター・キートン、マルクス兄弟に比べて日本では知名度が低い気がするローレル&ハーディ。
僕も全く知識が無かったのでyoutubeで何作か作品を観てから鑑賞しました。

いわゆるシチュエーションコメディで間で笑いを取るタイプのお笑いです。
ドリフ好きは好きなのではないでしょうか。

同じくお笑いをテーマにした「火花」を思い出しますが今作は功をなし絶頂期を通り過ぎた晩年を描いているのが面白かったです。

ローレル&ハーディの2人を演じたスティーブ・クーガンとジョン・C・ライリーの2人のキュートさと芸達者ぶりが凄い。
特にジョン・C・ライリーは本人に似過ぎています。

事前に作品をチェックしていたのが功を奏しましたが劇中の出来事が過去作をなぞっているシーンがあって詳しい人はもっと楽しめるのではないでしょうか。

ドラマ的には正攻法な作りでもっとウェットに盛り上げる事も出来たかもしれませんがローレル&ハーディの入門編としては良いと思います。

序盤の長回しで撮影所を歩く2人のショットが良かったです。
もっとハル・ローチ含めて当時のコメディ界を描いて欲しかったと思います。
リョウ

リョウの感想・評価

2.6
この二人のことは聞いたこともなかった!しかしこんなにも長い期間コンビを組み、人気もあったのだからスゴいお笑いコンビだったのだろう。
いくつかのコントシーンや小躍りの場面が繰り返されるがあれが彼らの中で一番有名なやつだったのかな?
大爆笑というよりはどこか見ていて微笑ましい感じがした。
何をするのにもいつも一緒、奥さんを連れてくる時も一緒♪
だが次第に明らかになる心の底に閉まっていたある過去。
いったんどん底近くまで落ちてまた絶頂期に向けて登り始めた時それは明らかになる。
でもその喧嘩も何もかも分かち合った二人だからこそ起こる喧嘩。たぶん中途半端なコンビではここまでの喧嘩にはならないだろう。それだけ二人はお互いのことを愛していた証し。
邦題がすでにネタバレになっていてどうかと思うがそんな彼らのラストステージに胸が熱くなる!特にジョンCライリー、これまでいったい何本彼の映画を見てきたかわからないが間違いなく彼史上最大の演技だったと思う!
決してメッチャ面白い類いの映画ではなかったが見て良かった、心に何か温かいものを残してくれた映画だった☆
凄く良かった。

チャップリンと同じ時代に実際に活躍していた2人のコメディアンの物語を描いた作品。

いやー、エンターテイメントに全力で命かけてる姿が格好良すぎて笑いながらも泣いてしまった。
実際本物のローレル&ハーディの作品を観たこと無かったけどこれを機に探して観ようと思う。

芸人人生を描いた作品いくつか観たけどやっぱりこーゆー系はどれも格好良いんだよなぁ。
ふざけた言動の裏側で苦労して悩んだりしているそのギャップで人間性に深みがグッと出る。

自分の中で2019年の映画ベスト5に残りそう。



作中に出てきた映画「極楽ピアノ騒動」
かい

かいの感想・評価

4.0
いい映画だった!このコンビのような、一生の友って私にもできるのかな。喧嘩したり色々すれ違ったりすることもあるけど、結局お互いがすごくお互いのことを大切にしてるのが良かった。スタンが、砂糖とミルクの個数を言うところ、仲直りの時ベッドの上で2人が手を取り合うところ、最後のステージでのダンス、それまでいがみ合ってた奥さん2人が手を取り合ってるところがすごく良かった。

コントは正直、観客が笑ってるほど面白いとは全く思えなかったけど笑
映画会社の受付のお姉さんが可愛かった!(笑)

予告見て気になってたら、朝の情報番組でも絶賛されてたので鑑賞を決めた作品。
あれ?でも京都じゃ1館でしかやってない…、もしかして…。

単なるコンビではなく、生涯の親友って話し。
実話をこう言う作風で作ると、否定的な意見が聴こえてきそうだけど、僕は賛成です。
例えば『グレイテスト・ショーマン』でもそうだけど、実話を元にしてるけど映画的な面白さを出すために結構脚色されてる。
今作も舞台のシーンだけでなく私生活のシーンでもコントのようなコミカルなシーンがいっぱいあります。
ドキュメントではなく娯楽作として作られてるんだから多少の脚色は必要だと思います。
ただ舞台のシーンが細切れだから、コントの面白さが伝わりにくい。
それと冒頭は人気絶頂の頃で、その後は落ち目の時代が舞台なのに、主役の2人の見た目が歳とったくらいしか違いがなくて、人気あるのか無いのかがわからない。
確かに客の入りは少ないけど、見にきてる客は嬉しそうに見てるしねぇ。
例えば今現在人気ある芸人との対比とか入れたら再び人気が出だした時のカタルシスは凄かったと思うんだけど。
せっかくなかなか良い話しだったのに、盛り上がりに欠けてるように思いました…。

今作観に行くのに地下鉄に乗ろうと駅で待ってる時の話し。
西洋人の4人家族が電車待ってたんですが、次女の服装がかなりキワドイ!(笑)
地肌が透けるくらい薄くてピチピチのスパッツなんです!
身体のラインが出まくってて目のやり場に困りましたよ(笑)
60年以上も前に"主演映画の夢よ再び"とアメリカからイギリスに興行ツアーにやってきたとうの昔にキャリアの峠を越したローレル&ハーディ。

ロートルの二人が昔ながらのコントやダンスや歌声で英国の津々浦々を徐々に魅了していく。
テレビ文化の台頭が見え隠れする中、トーキー全盛期にスクリーンに喜怒哀楽の全てを投影していた古いオーディエンスが目を輝かせてライブを楽しむ様子にこちらも嬉しくなる。
妻も含めたショービズの美談。
あまりにクセのない脚本には戸惑いつつも心地良さに身を任せることに。

BBCがこのアメリカ人の物語を映画化した理由はなんなのか。
不可解ではあるし、そこを無理に推し量るのは面倒なので止しておく。

ジョンCライリーはヒーリング効果が高いね。

〜〜

本作の二人とは対極にある汚れ芸人コントを思い出した。

"丸いものには角が無い、ダンゴムシでした!"

https://m.youtube.com/watch?v=rHp-7OCHHYs

2019劇場鑑賞43本目
この人達のことは観るまで知らなかった。もっと早く知りたかったかも。とてもいい映画でした。
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