ダウン症の青年を中心としたロードムービー&プロレス映画。
自分自身ですらもできないと思うような出来事に挑む姿が胸を打つ作品。物語の作り方が上手く3人の人生が交差する瞬間なども良かったが少し退屈な場面もあったりしたものの2020年のアメリカ映画ではベスト級かなぁ
(それくらい2020年は合う作品がない)
知り合いが語っていたように、ダウン症という障害を持つ人を描く作品でありながらも、その嫌らしさはなく対等な人間として描く。
これができる作品は少ないんだけれど、決して病気を軽視もしていないバランスが良い。
ただ、中盤から後半の恋愛描写が個人的にはいらないと感じてしまったかな
ベスト級とは言ったけれど、あくまでも洋画(アメリカ映画)の話。
ようやく単純に嫌いにならない作品が出てきてくれたなぁ……と個人的に安堵するだけの話です。