ゆう

ザ・ピーナッツバター・ファルコンのゆうのレビュー・感想・評価

4.8
期待以上の傑作だった。
ダウン症の青年ザックと兄を失い孤独だったタイラー。
理由は違えど追われる身の2人が出会い、ザックの夢を叶えるため冒険に出る。
道中のハプニングがスタンド・バイ・ミーっぽさがあって、ハプニングを乗り越えたザックが頼もしかった。

短い旅の中で絆を結んでゆく2人。最初は心を閉ざしていたタイラーも徐々にザックに心を開き始め、ザックを励ますタイラーの優しさが印象的だった。
さらにザックを探してやってきた施設の看護師エレノアも加わり3人の旅はいつまでも見続けていたくなるような素敵な時間だった。

「友達とは自分で選べる家族だ」ザックと親しかった施設の老人が語った言葉。

自分の生まれた環境は選ぶことが出来ないけど、そこから自分がどう進んでいくかは自分の意思で決めることができる。
そこで見つけた友情は一生のものになるかもしれない。

羽ばたけザック!
コロナで落ち込んでいる今、世界に希望を与える映画でした。