トニー・ジャー、イコ・ウワイス、タイガー・チェンが共演している!
というのがウリのアクション。
過去作で超人的アクションを魅せてくれた彼らがムエタイ・シラット・カンフーを駆使して、凶悪な傭兵のオッサンどもと戦います。
用意された人材と設定だけは最高に燃え上がる一品です。
なんかよう知らんけどベッピンなオネーチャンを守ってたようで、話はあんまし覚えてません。
主演たちが出ていた過去の傑作アクションと比べるのもアレですが、話はおもんないし見せ場の作り方も無理やりっちゅう感じです。とりあえず映画の出来は良くないな。もったいねぇぜ!
でも部分的にはちゃんと見応えのあるアクションシーンが用意されてまして、そこだけ集中して観るのが良いかもです。
敵チームもアクション映画でよう観るオッサン(+ネーチャン×1)たちが大勢いて盛り上げてくれます。特にボスキャラがあのスコット・アドキンスなので下手すりゃ主役たちより見栄えのするアクションを披露してます。
体格の劣るアジア人がごつい西洋人と戦う例のパターンなので痛快さはありますな。決着の付け方は強引極まりなかったケドなぁ。
アクションの合間が退屈だったので、もっとアクションシーンを増量してれば傑作になり得たのにねぇ。個人的にこの手の作品にストーリーなんぞどーでもイイもんで。
あとイコ・ウワイスの出番は思ったより少ないんで要注意です。