東京の本社から、人間味のある発言がなかったことがショックだ。それは、当時にも伝わってきていたが、改めて映画で福島の現場に東京からの遠隔指示の再現をみて、この爆発的な怒りが現場のエネルギーにもなっただろうが、歪にもつながっただろうと思った。
想像力がないとか共感力がない?想定外…ってところで、なかったことにしたかったのだろうな。感情麻痺とか思考停止みたいな一方的な指示の連続に絶望しそうなところを現場はあきらめなかった…。
最後、2号機があれ、どうなったのか。あの時、東京に住んでいた私としては、こわすぎるが、最初から最後まで時空をこえて祈り続け、今も東京に住んでいられることについてどこに感謝したらいいのかわからないが、感謝し続けていました。