オンライン試写会にて
2008年に起こったインドのムンバイでのホテルを襲った同時多発テロの実話
ほぼ見ていられない残酷なシーンで消そうと何度も思いました。見終わった後も見るべきだったのか目を背けて見ない方がよかったのか分かりません。実際に起こったことで、私にできるのはこれを『知る』ことのみだったように思います。これを見てもこれからも起こるかもしれないテロを阻止する術も身を守る術も分かりません。
一番憤りを覚えたのは、姿が見えないパキスタンの陰謀者。電話を切るなと指示を与え続けた先の実行犯には家族にお金を与えたいと願いイスラム教の教えを信じる少年もいたと言われてます。
唯一の救いはお客様を救おうと逃げなかったホテルの従業員と生きることを諦めなかった人達。
2時間目息つく暇がなく目が離せなかったし、キャストも素晴らしかったので、高評価の星をつけるべきだとは思うけど、何故かどうしても星で評価することができませんでした。