「遅いよ、特殊部隊」ってきっと観客皆んなが思いながら観てたと思う。 地獄の様な極限状態の中に居た当事者達は気が狂いそうな思いで過ごしていただろう。
2008年、インド・ムンバイの5つ星ホテル、タージマハル・パレス・ホテルがイスラム武装勢力に占拠される。 命懸けで宿泊客を守ろうとしたホテルマンたちの勇姿と脱出劇。 緊迫したシーンの連続、凄惨な無差別テロの恐怖と卑劣さに体が震えるようだった。
何の躊躇いもなく、こんなにも残酷にあっさり簡単に 人に銃を向けるテロリスト。 そんな彼らも、私たちと同じ様に家族を思う若者達という現実が何とも悲しい。 首謀者が自分は手を汚さず、未だに捕まってないという事実が胸糞悪い。
2008年、今からまだ遠くない出来事。
報道の在り方には問題あり。 インドには報道協定とか無いのかな。
エンドロールで、ドッと疲れが出た。
