ジャーナリストや女性解放運動の活動家て知られるグロリア・スタイネムの伝記。
監督はジュリー・テイモア、「テンペスト」の女性置き換え版を撮った監督だった。
グロリアの幼少期から壮年期まて4人が演じるドラマ、所々ファンタジックな映像や、モノクロ・セピア・カラーが混ざった映像も交えて、単なる出来事の羅列になってないのは良かったが、やっぱり尺は長くなるよね😅
インドに旅したことで低カーストの女性の実態を知り、アメリカに戻ってからはジャーナリストとして女性を商品として扱う産業に自ら潜入取材。
反骨心もあっての行動力だと思うが感心してしまう。
活動家として知られるようになってからの話は偉業を成し遂げた人物を描く他の伝記映画とさほどかわらないが、グロリア・スタイネムをがどういう思想と経緯で何をしたかを知るには良い映画かもしれない。
Msという敬称が彼女のお陰で出来たとは知らなかった。
「結婚はしないのか？」と事あるごとに聞かれる姿を見ていると、日本はいまだにこういう発言するオジさんいるよな…と男女平等に関して遅れてる現実を思い知る。
