第二次世界大戦下のドイツ。10歳の少年ジョジョ（ローマン・グリフィン・デイビス）は空想上の友達であるアドルフ・ヒトラー(タイカ・ワイティティ)の助けを借りて、ヒトラーユーゲントの立派な兵士になろうと奮闘していた。
心優しいジョジョが愛らしい。
母親ロージー（スカーレット・ヨハンソン）との2人暮らし。
ロージーの母親としての優しさ、人間としての強さが素敵すぎる。
2人で自転車に乗る。
階段をのぼる。
靴紐を結ぶ。
戦争中ということを一瞬忘れてしまうほど
愛に溢れたシーン。
「愛は痛いの。お腹の中で蝶が飛び回るような感じ」
ロージーがジョジョに伝えたかった「愛」
の大切さ。ビジュアル的にも素敵！
ユダヤ人の少女エルサ（トーマシン・マッケンジー）との出会いで変わっていくジョジョ。
今まで信じてきたものは間違っていたのかもしれない。自分の目で確かめ成長していくジョジョ。
親友のぽっちゃりヨーキー(アーチー・イェーツ)もいい味出してる。ニコニコしながら、なかなか鋭いことも言ってくれる。スパイダーマンの親友ネッドといい、ぽっちゃり君に悪い奴はいない！
忘れてはいけないのが、クレンツェンドルフ大尉(サム・ロックウェル)
ラストの行動に驚き、また涙した。
「全てを経験せよ 美も恐怖も 生き続けよ 絶望が最後ではない」リルケ
戦争は終わった！
さあ、ダンスをしよう！
