「半」地下住宅で暮らす全員失業中の一家の長男が、IT企業を経営する超裕福な一家の家庭教師になったことから、悲喜劇が展開する。
印象に残ったこと。
富裕層と貧困層→高台と「半」地下。
*「半」がポイント
水の流れ、高→低、逆はない。
度を越す→お互いの領域に侵食する。
臭い→匂いではなく「臭い」
これらを映像で、これでもかと突き付けてくる。
ソン・ガンホの一瞬にして変化する表情。
「タクシー運転手」でもそうだったが、セリフに頼らず、表情だけで感情の変化を伝える。うまい!
前半のブラックユーモア溢れる展開に笑っていたが、ラストに向けガラリと様相が変わる。
一瞬たりとも目が離せない展開に釘付けになった。
最後に、
TOHOシネマズ日比谷のスクリーン1(座席数456)が韓国映画でほぼ満席になる日が来るとは!韓国映画好きとしては感慨深い。