Airi

ジョジョ・ラビットのAiriのレビュー・感想・評価

ジョジョ・ラビット(2019年製作の映画)
5.0
アウシュビッツ解放75年に寄せて。

こんなにも可愛らしく、洒落が効いて
そらでいて戦争の現実を突きつけてくる映画って今まであったかな。
登場人物がみんなくせ者でよかった。
特にキャプテンK!

まず、ヒトラーユーゲントについて。
ヒトラーユーゲントの子どもたちは自ら志願して入隊する。
遊びを交えながら子どもの中に戦争を刷り込んでいく。
いつの間にか彼らは愛国主義をもった立派な兵士となる。
怖い話ですよね。子どもを利用して、戦争を有意に進めようとするなんて。

そしてここでもスカヨハ!!
パワフルな肝っ玉母ちゃんという感じで
私もこんなお母さんになりたいな。
ただスカヨハが周りと違って鮮やかで、
目を惹くファッションを纏っているのには理由が…
死をこんな風に伝えるのは新しく、その分悲しかった。辛かった。

解放されると今まで権力を握ってた人たちが急に悪者になる。
なんだかそれもシュールというか…
戦争って馬鹿げてる
Airi

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