Airi

ヒトラーと戦った22日間のAiriのレビュー・感想・評価

ヒトラーと戦った22日間(2018年製作の映画)
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「ソビホルへようこそ、新しい生活が始まります!」オーケストラ演奏が鳴り響く中、
貨物列車から降りる、美しい女性、
自分の宝物であろうぬいぐるみを持つ子ども、
婚約者と「新しい生活」に向かうもの…
序盤で絶望しました。
きたきたホロコースト映画のこの感じ。

物語中盤、めちゃくちゃ気分悪くなるシーンがあります。
観るに絶えませんでした。
でも同じ人間にこういう扱いをした事実があり、
それを受け止めなくてはならないと思いましたがそれでも苦しかった…
なぜあんなに酷いことを笑いながら…
あの時代がそうさせたのでしょうか?

登場人物が多く、途中で誰が誰だか
わからなくなってしまいますが、ラストのシーンが
この映画の全てを物語っています。

この映画を見るまでこの出来事について知りませんでした。
勇気ある行動を起こしたユダヤ人、
もっと知られていいと思います。
彼らの勇気に賛辞を送りたいです?
Airi

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