シネパピ

グレイハウンドのシネパピのレビュー・感想・評価

グレイハウンド(2020年製作の映画)
3.5
「眼下の敵」を彷彿とさせる作品。
ただアメリカ海軍側の視点で描かれているので、
Uボートは単純な「脅威」として描かれる。

敵味方が視覚的に分かりやすい陸戦と違って、お互いの姿が見えず、予測→攻撃→修正→予測→攻撃を繰り返す海戦のセオリー(ゲームルール)を知らないと、見てる側としては少し地味に見えるかもしれない。
ただ、作品は尺を90分とコンパクトにまとめていたのでテンポ良く見やすくなっていた。

個人的には大戦中にUボートが行なっていた戦法「ウルフパック」が描かれていたのが良かったと思う。

この映画を楽しいと思える人は「眼下の敵」も是非お勧めしたい。
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