朝鮮戦争時代、クリスマスの演し物として捕虜による国籍混合のタップダンスチームが結成された。
ポスターからはキラキラした映画を想像したけど、なかなかにヘビーな映画でしたね。
音楽やタップダンスの力は人種の壁を越える!めでたしめでたし…だけでは終わらず。
ラストの展開はかなり辛いものがあり、絶妙に「本当っぽい」のが韓国映画らしかった。
まあメッセージ性はさておき、タップダンスは本当に素晴らしくてノリノリになっちゃいましたね。
思わず自分もチャレンジ!うん、熱い鉄板の上でジタバタしているみたいなオッサンがそこにはいた。
まあとにかく主役の子が良かった。タップダンスの腕前(脚前?)はもちろん、なにより面構えがいい。
生意気だけどちょっとこちらの機嫌を伺うような、そんな絶妙な面構えに女心をくすぐられた。(私男だけど)
しかし5人中オッサンが2人いるのに「スウィングキッズ」とはこれいかに?
人種の壁を越えるタップダンスの素晴らしさと、根強い人種問題が同居した映画でした。