このレビューはネタバレを含みます
一日だけ死者を蘇らせる事ができる魔法を使って、今は亡き父に再び会うため、大冒険に出る兄弟のお話。
ストーリーは王道中の王道ですが、
ある程度その先の展開は予想できても、
場面ごとにしっかりドキドキ・ハラハラ・ワクワクさせてくれるところはさすがピクサー!
文明開花の陰で廃れてしまったけれど、本当は誰もが魔法を使うことが出来る、という世界観も夢があって素敵。
魔法使いになりたくて、どうしたら魔法が使えるようになるのか考えたり、こっそり魔法の練習をしたりしていた(もちろん出来るようにはならなかったけどw)子供の頃の純粋な気持ちを思い出させてくれました。
一度も会ったことのない父。
本当は誰よりも会いたいと願っていたのに、
自分にはいつも父代わりの兄がいてくれたと気がつき、父との最期の時間を兄に託すイアンの姿には、ひとりっ子の私でも思わず涙…
兄弟っていいなぁ。