玉造

決算!忠臣蔵の玉造のレビュー・感想・評価

決算!忠臣蔵(2019年製作の映画)
3.6
忠臣蔵はドラマ、映画など多数の作品があるが、「お金」を軸にした忠臣蔵もなかなか面白かった。
「武士の家計簿」も本を読んだ後、映画も観た。「高速参勤交代」「殿、利息でごさる」なども鑑賞済。
大名や武士とはいえ、どの時代も生活するのは大変。豊かなのはほんの一部。今となんら変わりはない。
何とかやりくりして、あたふたしているのが、普段の自分に似て親近感。

忠臣蔵が分かってないとこの作品は楽しめない。この事件を詳しく描いてる訳ではなく、お家断絶から討ち入りまで、いくらかかったのか?なのだ。
堤真一はコメディもピカイチ。今は亡き上島竜兵、竹内結子も。数年後亡くなるなんて。胸が痛む。

江戸時代の江戸の物価は今の東京とあまり変わらない。以外に高いのでビックリした。赤穂藩改易(会社倒産)からまあとにかくお金のかかる事。
それを悲壮感なくコミカルに描き、クスクス笑える作品。

後何日で給料日だっけ?あ、今月あの支払いが…。
何百年前の人達も同じように過ごしていたんだな〜と思いを馳せてみる。
玉造

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