かいと

ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネスのかいとのレビュー・感想・評価

4.2
公開初日に鑑賞!!
アベンジャーズIW、EG、そしてスパイダーマンNWHと出演回が多すぎてまだ2作目とは思えないドクター・ストレンジ。
本作ではスカーレット・ウィッチことワンダ・マキシモフがヴィランとして立ちはだかり、マルチバースの世界を探求する。

「マルチバースではなんでもあり」という言葉があったため、作品やMCU世界に収拾がつくのか心配していたが、そこはきちんと回収してくれた。こういう話の進め方とかキャラクターの登場の仕方があるよね、というのをわかりやすく示してくれた作品だと思う。そこらへんの絶妙なバランス感覚は持ち合わせているということをマーベルは改めて示してくれた。

監督はホラー畑出身のサム・ライミ監督。演出の所々にホラー要素が詰まっていて、そう言う意味でも楽しめた!たださすがディズニーのお膝元みたいな部分もあって、個人的にはもう少しダークに寄せても良いのでは?と思ったが、そちらはDCに譲るか笑

今作を見るにあたり、個人的に必須だと思ったのはEG、NWHまでの流れ、見ておくと楽しめるのがワンダビジョン、What ifシリーズ、そしてその下に何シリーズかあったが、今のところなんとか映画で完結している。おそらくマーベルは今後も可能な限り映画だけでも楽しめてドラマはプラスアルファ路線をいくんじゃないかと思っているけど、古参ファンが新規の参入を妨げないか心配でもある。布教する際はぜひ気をつけたいところではある。

なんか今作のストレンジは戦い方に違和感があって、1の時の方が圧倒された。マーベルは基本三部作なので、いつになるかわからないけど次回も楽しみ!!
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