かいと

劇場版ハイキュー!! ゴミ捨て場の決戦のかいとのレビュー・感想・評価

3.8
激アツなバレーボール漫画、ハイキュー。中でもライバル同士での公式戦ということで期待大!原作はあえて読まずアニメだけで追っている身としては「ゴミ捨て場の決戦」の行方も含めて気になりつつ見に行った次第。

でも残念ながら期待値あげすぎたかなあ、というのが全体の感想。全体を通して音駒との思い出がありすぎて、どうしても回想シーンが多くなってしまい、試合のテンポが悪かった。また作画はめちゃくちゃ良いし、もちろんところどころで見せ場はある。日向のオープンはめっちゃよかった。しかし、白鳥沢戦や稲荷崎戦で魅せられたスーパープレーの連続と比べてしまうと見劣りしてしまった。まあこれは音駒の「粘り強くボールをつなぐ」という戦い方があるせいで、どうしても迫力のあるシーンが描きづらいんだろうけど、、、
とはいえ研磨の術中に少しずつ烏野がハマる展開や、研磨の主観からボールを追う演出など、楽しめる要素はあった。
そしてもちろん外せないのが林ゆうき先生と橘麻美先生の劇伴である。これまでの音楽に加えてメロディーを踏襲した新曲に陶酔。でもやはり映画だと物足りない感。やはり1クール分の時間をかけて叩き込まれるのとは満足感が違うなあ。
やはり自分はアニメ版の方が合っていると思うので、続編の方は是非お願いします!!
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