このレビューはネタバレを含みます
MCUにしては人死に描写が独特。良くも悪くもある程度均質にされてるMCUだけどサムライミははみ出してきたね。
ワンダはソコヴィアの瓦礫の中で泣いている女の子だったな。ずっと。
周囲に振り回されて手元にあったものを失い続けてたらそりゃあああなるでしょうよ。
ワンダと母親になった世界線のワンダが対峙するところがまさに子どもと大人のよう。
っていうかさ、ストレンジ先生だってクリスティーンのためにワンダと同じようなことする可能性だってあったわけじゃんね(what if…?)、ならこの2人をぶつけたのは妥当と言えば妥当だね。
欲しくもない能力を勝手に与えられたってくだりからアメリカとワンダをもうちょっと掘り下げて欲しかったな。
しかしスタミナ切れとかの制約のない魔法はめちゃくちゃ強いよなぁ。
序盤のスーツで窓から飛び降りてマントに包まれるストレンジ先生めちゃくちゃかっこいいな。あのシーン大好き。
あとストレンジ先生のステゴロ戦闘モーションもかっこいい……。足払いが特に良かったな。ベネの脚が長いからかなんなのかすっごく映えるんだよね。
またベネの眼がドアップだったな。特徴的だもんな。
アメリカのママたち絶対生きてるしまたどこかの物語に繋がるんだろうなぁ。あとイルミナティたちもね。記憶力が試される(私はもうしんどい)。
ストレンジ先生の傲慢さもだいぶ丸くなったな。「自分でメスを握らないと気が済まない人」と評されつつもアメリカにメスを託したりね。