この世界の（さらにいくつもの）片隅にのざわのレビュー・感想・評価

『この世界の片隅に』は4年前？に観てフィルマークスで感想も書いてた。当時は大学卒業したてなので卒論からの流れでやたらと考察厨だったので今見返すとよく分からんこと書いてるなって感じ。

さらにいくつもの物語が足された増補版。水原やリンさん周りは初耳情報も多い。

愛の物語だね。
人の嫌な部分や妬み嫉み八つ当たりも描きつつも、根底には愛があるのでちゃんとリカバーして、続けるしかない日常をちゃんと続けることができる人たち。

私はこの世界の片隅にの方の感想で、周作さんのことを「本当は呉に来たくないすずを無理に連れてきたんじゃないかという引け目のコンプを持ったクソ真面目人間」みたいに書いてたんですけどどうやら今作を見る限りちょっと違うな。
なんかそんな清廉潔白な堅物じゃなくて、もっと泥臭くてどストレートにすずさん大好きマンだった。