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ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネスのmoekoのレビュー・感想・評価

3.8
アベンジャーズ一気見!
シリーズ29作目、フェーズ4-5。
マルチバースの世界を移動できる能力を持つアメリカ・チャベスは、ドクター・ストレンジの元に辿り着きます。彼女を救おうとスティーヴンはワンダに会いに行きます。しかし、ワンダは別の宇宙で子どもと暮らす別の自分の姿に取り憑かれ、ダークホールドの力を操る魔女と化していました。ワンダからアメリカ・チャベスを守るため、スティーヴンはマルチバースの世界に飛び込み、様々な別の宇宙でワンダとの死闘を繰り広げます。
さて、どこから語りましょうか。まず、やはりドクター・ストレンジの作品はノーラン味を感じます。サム・ライミ監督はノーランにリスペクトがあるのでしょうか。私はとても好きな世界観なので大満足です。その世界観の中で繰り広げられる魔術のバトルも迫力満点で魅力的でした。ドクター・ストレンジのファイトスタイルはやっぱりかっこいいです。でも、ゾンビ版ドクター・ストレンジは笑いが込み上げてしまってw あの顔でかっこよく戦ったりウィンクしたりしないでほしいw 最後の最後にサム・ライミが自分の味を全開で出してきたってことでしょうか。そう思うと更にニヤけが止まらない。やってくれたな。
前作のスパイダーマンでは、アベンジャーズの枠を超えたスパイダーマン同士のコラボが見られたけど、本作ではアベンジャーズの枠を超えて他のマーベル作品のキャラが登場。マーベルリスペクト、ナイスです。チャールズ・エグゼビアが出てきた時は、思わず声を上げて喜びました。時間ができたらX-MENも一気に復習したいな。
ストーリーはと言うと怒涛の展開で、もう1度見直さなきゃと思う場面もちらほら。そして、見直すならワンダ・ヴィジョンを見てからにした方が良さそうですね。ワンダがどうしてこんなことになってしまったのか、非常に気になります。そして、やはりアベンジャーズを全力で楽しむにはドラマも見るべきか…。時間がいくらあっても足りません。
マルチバースの話はまだまだ続きそうですね。自作も楽しみです。
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