このレビューはネタバレを含みます
初鑑賞。
桐生は妻の望の病気を治すためAIを作るが、厚労省に認可されないまま望は亡くなってしまう。
そして2030年という近未来、妻の「いつかたくさんの人を救う日がきますように」という言葉通り医療AI「のぞみ」は人々の生活に欠かせなくなっていた。
のぞみの開発者である桐生は娘と共にのぞみの新しいサーバーの公開時に日本に帰国し歓迎を受ける。そんな中、突然AIのぞみが暴走を始める…
人が作り上げた物とはいえコンピューターが暴走を始めたらどうなるんだろう…ましてや人工知能。考え学習するAI。どういうことが起こるのか具体的によくわかんなくて。めっちゃ興味もった。
AIのぞみがかなりいろんなデバイスと提携してるから余計にああいうことになるのか。普段の生活になくてはならない状態だからこそ、人々は便利なAIに頼りきり、何かあると一気にパニックになるんだな…こわっ。
しかしこれはどっちかというと、AIの暴走というかそれを扱う人間の暴走によって起こってるパニックだよね。まぁ、結局AIが勝手に考えて暴走したのではなかったかもしれんけど、こういう方法で暴走が始まるってのもありえるよね。AIによって命が選別される、命が脅かされるとかは恐ろしいな~。
しかし、百眼が動き始めての桐生を追い詰める方法が怖いね。本当に今の世の中、公共の場の防犯カメラ以外にも個人のツール等にカメラが着いてるのは当たり前で。それが知らぬ間に勝手に利用されてるのってあり得そう。
いろんなことがAIでできるようになり便利になってきてるけど、AIに頼りきりになるのではなく自分の頭で色々考えたりするのも絶対に大切だな。
便利な機械だけども、使う人によって悪用されたりするんだもんな。AIだってヒトが作ったものだもん何が起こるかわからん。
そんでもって、いつか悪意を持つ誰かによって作られたプログラムが命の選別とか本当にはじめそうで…ちょっと怖かったな。便利だけど怖い世の中になってきたなあ…。