宇宙ひとりぼっちサヴァイバル。大雑把に言っておっさん版『ゼロ・グラヴィティ』＆『ダイ・ハード 』。非常用ロケットで１人生き残った男と、救助に向かう別の宇宙船の交信する声だけで展開する。つまり２人芝居のほぼ会話劇。
相次ぐ危機とか交信相手とのやり取りとか、ずーっと大げさに煽り続けるハンス・ジマー風音楽とか、悪い意味で最初から最後までクライマックス場面だけが延々続くみたいだった。結局クライマックスがないってこと。合間に宇宙空間の説明描写を挟みながら、特にこれといったドラマは生じないし、別に宇宙じゃなくて難破ヨットや車でもいい。やっぱダクトテープ置いとこうよ。隣で死んでる役の人、お疲れ様でした。
