風ノ助

ラヴィ・ド・ボエームの風ノ助のレビュー・感想・評価

ラヴィ・ド・ボエーム(1992年製作の映画)
4.0
お金はなくても芸術家として生きていく3人の若くはない男たち

オレは家具を持ってない、オマエは家が無い、一緒に暮らそう

奢ってくれるなら条件がある、コーヒーとつまみは私が払おう

お金がなくても女に我慢させてはいけない、買い物をさせてピクニックに行こう

誰かがお金を手に入れたら3人で分け合う
誰かが困っていたら自分たちの大事なものを売って友だちを支える

なんてかっこいい男たち

悲しいことがあっても友だちがいる そしてイヌがいる 明日も生きていける

悲劇の物語をおかしみで味付けしているいつもの素敵なカウリスマキでした
監督の愛犬が賢くてかわいい
三輪自動車もかわいい
風ノ助

風ノ助