このレビューはネタバレを含みます
オチは冒頭で想像できてしまったんだけど、最後まで楽しく観れた。
ジョーダン・ピールの作品好きだし、「NOPE」観た後に本作観たから、より社会派で人間ドラマ性もあって、見応えはとてもあった。
不思議の国のアリスよろしくうさぎを追いかけて裏側の世界に触れてしまったこと、裏側の"自分たち"がみんな奇妙であること、それぞれが自分の分身と戦うこと、なんか少年漫画だった。でもそれだけでないのがジョーダンのいいところ。最後のジェイソンのあの表情は何を物語っているのか、そこだけ謎が残った。
アメリカンホラーにありがちな「ヤバい時に家にこもって戦う」ことに対する痛烈な皮肉をホームアローンで例えるのやめーや(好き)。