pauh

家族ゲームのpauhのネタバレレビュー・内容・結末

家族ゲーム(1983年製作の映画)
3.4

このレビューはネタバレを含みます

訳がわからないし登場人物は全員漏れなくどこかおかしいし、終始漂う不可思議な不穏さに惹き込まれ、夢中になれました。
カメラワークや演出も独特で、一家横並びの食卓の異質なインパクトなど、一つ一つのシーンにこだわりを感じて良かったです。
気持ち悪すぎて笑ってしまう程のそれぞれの台詞も、絶妙な気持ち悪さで、違和感を感じる距離感など何もかもがチグハグな感じが印象的でした。
特に、父親が硬すぎる目玉焼きに「こんなに固くちゃチューチューできないじゃないか」と文句を言うところは母親の反応も合わせて爆笑してしまいました。
ラストの大暴れが衝撃的な、不思議な作品でした!
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