my FFF 11本目
性自認と民族出自と家族、その家族には親から子、そしてその子への継承までを含む作家の目の付け方が素敵。
とまあ語るべきことは多いながらの34分。この話は150分くらいで見て見たいなあ。
個人的には息子が「子どもは作らないかも」と父に告げるところと、その代替(と取っていいと思う)として息子が妹に彼女の妊娠を父に伝えて欲しいと話す、その流れが好き。
息子が、兄がゲイであることを認めるか否かをひと世代前に一応は克服した(せざるを得なかった)彼の国の「大人」ならではの悲喜交々が羨ましい。