もしもし五反田

宮本から君へのもしもし五反田のレビュー・感想・評価

宮本から君へ(2019年製作の映画)
5.0
そうだよなあ。
どんなに無様でも負け戦と分かっていても相手が巨人でも血が流れても痛くても傷ついても
生きて生きて生ききって
生きつくしてやりたいよなぁ宮本!!!!!!!


だって人生は薔薇色だから!!!!!
絶対に大丈夫だから!!!!

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…と、ここまで映画を見終わった後に直行した女子トイレの個室で興奮のあまり熱に任せて書いてしまったのだけど、
本当に本当に、今、この映画を観れたことがうれしい。

最初は人生を破滅的に過ごす2人のたたずまいを少し毛嫌いしてしまったけど、
あの生き様を見せられたら身体も心もわなわなしてしまうな。

そして、池松壮亮と睨み合うピエール瀧の横顔、なんて素晴らしいんだろう。
迫力、威圧、凄みとかその類のものすべてを、横顔だけで。
やっぱりこの人、映画界に不可欠だな。泣けた。

私も何か戦いに挑むときには、炊飯器からご飯をかっ喰らって行くことにするよ!宮本!!!