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宮本から君へのkyoheiのレビュー・感想・評価

宮本から君へ(2019年製作の映画)
4.2
ざっくりな備忘録

ドラマ版の仕事編は、お世辞のひとつもまともに言えない、曲がったことが大嫌いな正直すぎるまっすぐな宮本が、営業で同業者に勝つために、みんなの力を借りつつ不器用ながらも必死に頑張る感じは、グッときました。

映画版は主人公宮本を演じる池松壮亮と恋人の靖子演じる蒼井優の2人の魂みたいなものが伝わってくる熱い愛についでにの映画だった。

生きるのに不器用な2人がこれからと、これまでに何が起こったのかを振り替える構成だった。

正直、宮本が泥酔して寝てる隣で、恋人の靖子が強姦される…
復讐を誓うも、酔って記憶なくして相手の顔も覚えていない結構ヘビーなヤバい展開。

いきなり強面のピエール瀧と相棒的な佐藤二朗がアップになる時はビックリする…
改めてピエール瀧は俳優だと思いました。

宮本対タクマの最終対決のマンションの吹き抜け階段のシーンはよくこんなシーンを撮れたなと思いました。そして、しかも考えると痛そうなシーンが多かったです。
情報を持ってきた井浦新にキックしてノックアウトするシーンも笑えたな。

【あらすじ】文具メーカー「マルキタ」で働く営業マン宮本浩(池松壮亮)は、笑顔がうまくつくれない、気の利いたお世辞も言えない、なのに、人一倍正義感が強い超不器用な人間。

会社の先輩・神保(松山ケンイチ)の仕事仲間である、自立した女・中野靖子(蒼井優)と恋に落ちた宮本は、靖子の自宅での食事に呼ばれるが、そこに靖子の元彼・裕二(井浦新)が現れる。裕二を拒むため、宮本と寝たことを伝える靖子。怒りで靖子に手を出した裕二に対して、宮本は「この女は俺が守る」と言い放つ。
この事件をきっかけに、心から結ばれた宮本と靖子に、ひとときの幸福の時間が訪れる。

ある日、営業先で気に入られた真淵部長(ピエール瀧)と大野部長(佐藤二朗)に誘われ、靖子を連れて飲み会に参加した宮本は、気合いを入れて日本酒の一升瓶を飲み干し、泥酔してしまう。
見かねた大野が、真淵の息子・拓馬(一ノ瀬ワタル)の車で送らせようと拓馬を呼びつけた。そこに現れたのは、ラグビーで鍛えあげられた巨漢の怪物だった……!泥酔する宮本と、宴会を楽しむ靖子、二人の間に、人生最大の試練が立ちはだかる————。
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