イギリス発のブラックコメディ。本作の設定に惹かれて鑑賞してきました😆
小説家志望のウィリアムには自殺願望があるものの、何度自殺に挑戦しても失敗続き。そこでウィリアムは暗殺組合に所属するレスリーに自身の殺害を依頼します。レスリーはレスリーで暗殺者としてのノルマが達成できるかの瀬戸際であり、ウィリアムの依頼はレスリーにとってまさに「渡りに船」、お互いにWin-Win？の取引となるはずだったのだが…
その後、ウィリアムの小説を高く評価するエミリーという女性が登場することで、ウィリアムにこれまでなかった生き甲斐が芽生えてきて…契約破棄したいウィリアムとノルマ達成に追われるレスリー、二人の運命はいかに？
作品全体を通じて、いかにもイギリスらしいブラックユーモアに溢れた表現・会話が面白く、思わずフフッってなってしまいました😊 細かい所を見れば突っ込みどころが多々ある（というより細かい所を見なくても突っ込みどころしかない笑）というのは、この手の作品のご愛嬌ではありますが、90分という上演時間のなかで、非常にテンポ良くストーリーが展開されていくため、中弛みすることなく楽しめました！
欲を言えば、本作の設定であれば、より面白くできたのではないかなとも思いました。個人的には、その他の要素をもう少し抑えめにして、ウィリアムとレスリーの二人の掛け合いを中心としたコメディ色を強めた方がより楽しめるかなとの印象です💦
エンディング直前まで変に勘ぐってしまいましたが、作品全体を通じて皮肉が効いていましたね！作中では暗殺組合が自然に？溶け込んでいましたが、まさか実際は存在しないですよね？😅
